大学名をクリックしてください。各大学機械系の過去問の公開サイトに繋がります。
北海道大学 東北大学 東京大学 東京工業大学 名古屋大学 京都大学 大阪大学 九州大学
過去問を解いてみました
下記は、東京大学で2015年に実施された熱工学の問題(問1.(1),(2))の解法です。ブレイトンサイクルのサイクル線図と圧縮仕事を求める問題です。理想気体の諸過程、仕事の定義式、熱と仕事の符号の定義といった基本事項を理解することで問題を解くことができます。

熱力学・熱工学の出題の範囲は、一般的に、熱と仕事、熱力学第1法則、熱力学第2法則、可逆過程と不可逆過程、エントロピー、エクセルギー、ガスサイクル、蒸気サイクル、冷凍サイクル、ヒートポンプ、相平衡、実在気体、クラペイロン・クラウジウスの式、熱伝導方程式、非定常熱伝導など広範囲に渡りますが、各大学で出題傾向が見られる場合もあります。ここ数年の各大学の出題傾向は下記をクリックしてください。
院試の準備は、過去問を数多く解いてみることです。過去問の解法を通して、熱力学および伝熱工学の諸式の使い方を理解し、熱力学・熱工学の本質の理解を深めることで、どんな出題にも対応できる実力が身につきます。自分で解いた過去問に自信が持てない、解法の糸口が分からない、といった人は、下記のオンライン講座の参加をご検討ください。理論と実践に精通した講師が、旧帝大機械系の熱力学・熱工学の公開過去問の解き方をオンラインで解説します。
講座コース案内
熱力学・夏季コースを5/29~6/15で開催します。
上記のコースをクリックして講座一覧に進みます。講座一覧の中から受講希望講座を選択し「カートに入れる」をクリックし、「カートを見る(選択した講座の確認とお申込み手続きへ)」をクリックして申し込み手続きに進みます。メール送信フォームが表示されたら、氏名、メールアドレス、他の必要事項を記入して、申込ボタンをクリックすれば申し込み完了です。
受講までの流れ
- 受講申込後に、受講申込確認メールが届きます。
- 受講申込確認メールに記載された銀行口座に受講料をお振り込みください。(振り込み手数料は受講者側でご負担ください。)
- 受講料のお支払いが確認されましたら、受講申し込みメールアドレスに講座ノートが届きます。
- 受講日の前日までにオンライン講座のリンクが届きます。
- 講座開催日に上記リンクから参加して聴講できます。
- オンライン講座はgoogle meetで行います。

講師紹介
中野 晋 博士(工学):1954年に生まれる。東京理科大学工学部機械工学科修士課程修了。株式会社日立製作所にて蒸気タービン,ガスタービンの研究開発に従事。 株式会社日立製作所エネルギー研究所主管研究員,東北大学大学院工学研究科客員教授,茨城大学工学部非常勤講師,長岡技術科学大学非常勤講師。日本機械学会,日本ガスタービン学会,米国機械学会他に掲載論文多数。著書に日本機械学会編機械実用便覧改訂第7版(丸善出版)。日本機械学会畠山賞,日本ガスタービン学会論文賞受賞。専門分野は火力発電システム,ターボ機械,圧縮性流体。
受講準備
- 公開過去問は各自で事前に取り寄せてください。本講座では、入試問題のコピー、配布、および画面表示は行いません。